お店に入って1番に気になったのはコーヒーの香り…ではなく、おしゃれな椅子でした。
それもそのはず。ここAroon Cafeのオーナーは家具デザイナーが本業で、元々自身の家具を
展示できる「ショールーム」のようなものを作りたいと思っていたんだとか。
でも、ただのショールームだと「さっと座って終わり!」みたいな感じで、長時間楽しんで
もらえず、家具の良さを感じてもらえない。
だったら、カフェにしちゃってコーヒー片手に家具を楽しんでもらいたい!という願いから
カフェオープンにつながったんだそう。
だからかな?ソファ席下にコンセントがあったから、パソコン片手に仕事もできそう。
いいね、そうゆうストーリー性のある空間。流行りを追っかけたカフェより好感が持てるわ、個人的に!
で、言ってもカフェなので肝心のコーヒーのお味はどうかと言うと、私は大好きだった。
普段自宅で飲んでるコーヒーはスーパーで買った適当なやつだから、いつも牛乳に香りが
負けてしまってる。だからこそ、カフェでいただくコーヒーはしっかりとした味のものを
いただきたい、と言うのが私的ポリシー。そのポリシーを見事叶えてくれる味だ。
ちなみに、コーヒーを頼む時は2種のコーヒータイプから選ぶらしい。
フルーティーなSpring BlendとナッティーなSummer Blendとあって、私は「アイスラテにはこっちがいいよ」とおすすめされたSummer Blendを。
コーヒーは好きだけど詳しくはない私は、正直ナッツのようなとかフルーティーな味とか
言われてもちんぷんかんぷんなんだけど、「味が牛乳に負けてなくて香もよくておいしい!」
はしっかり分かったよ。
コーヒーのお供にいただきたいのは、クロワッサンやクロフィンなどのパン系。
おかず系をいただきたいなら、玄米クロフィンがおすすめ。抹茶のクリームは甘いけど、
ちょっと避ければおかずパンみたいにいただけます。
ザ甘めをいただきたい場合は、見た目も美しいスノーホワイトのクラフィンが良き。中にリンゴが入っていたけど全体的に甘すぎなくて、最後までペロリでした。
1番人気なのはタイティーのアフォガード。店名のAroonってタイ語で「朝日」とかって意味なんだけど、タイティーを朝日に見立てているのが何とも粋。こちらも甘すぎず、タイあるあるの「最後まで食べられませんでした…」な激甘ではなかった。
奥に「LOBSTER」ってドアに書いてある個室?みたいなのがあったので覗いていたら、
なんとイタリアンレストランだったみたい。
外観からは想像もつかないところに、イタリアン。なんだ、ここに来たらしっかり食事は
いただけないと思ってたけど、しっかりレストランがあるんじゃないか!
ちなみに、今置いてあるテーブルと椅子はアウトドア向けで、「正直長時間座っても心地よいものではないかもしれない」と超正直にお話しくださった、若きオーナー。
今現在は、次のコレクションの制作に取り掛かっているらしく、それらが完成したら店内の
家具をすべて新作に変えるんですって。さすが、コンセプトがブレてない。
超余談なんだけど、彼がスタッフにコーヒーをお願いしててね。スタッフさんが持ってきた時に「コップンカー」ってちゃんと言ってたのが印象的だった。若いのに、ちゃんとしてるわこの人、好きってw
新作の家具が入ったときに、また飲みに行きたいと思えるAroon Cafe(とイタリアン)。
店名にもあるAroon(タイ語:朝日)を浴びながらおしゃれな椅子に座って美味しいコーヒーを
いただけるという、ストーリーのあるカフェでございました。
Aroon Cafe
住所: BTSプロンポン駅から徒歩約5分 (スクムビットソイ26と28の間)
営業時間: 7.30-17.30(平日)、8.30-18.30(休日)
プライス: ホットアメリカーノ85thb、アイスラテ95thb、アルンサンライズ(タイティーアイスのアフォガード)145thb、スノーホワイトクラフィン145thb
note: 店内に奥にイタリアンレストラン「LOBSTER」、店内コンセントあり
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