家具好きのためのカフェ in Sukhumvit soi 28

お店に入って1番に気になったのはコーヒーの香り…ではなく、おしゃれな椅子でした。

それもそのはず。ここAroon Cafeのオーナーは家具デザイナーが本業で、元々自身の家具を

展示できる「ショールーム」のようなものを作りたいと思っていたんだとか。


でも、ただのショールームだと「さっと座って終わり!」みたいな感じで、長時間楽しんで

もらえず、家具の良さを感じてもらえない。


だったら、カフェにしちゃってコーヒー片手に家具を楽しんでもらいたい!という願いから

カフェオープンにつながったんだそう。


だからかな?ソファ席下にコンセントがあったから、パソコン片手に仕事もできそう。


いいね、そうゆうストーリー性のある空間。流行りを追っかけたカフェより好感が持てるわ、個人的に!

で、言ってもカフェなので肝心のコーヒーのお味はどうかと言うと、私は大好きだった。


普段自宅で飲んでるコーヒーはスーパーで買った適当なやつだから、いつも牛乳に香りが

負けてしまってる。だからこそ、カフェでいただくコーヒーはしっかりとした味のものを

いただきたい、と言うのが私的ポリシー。そのポリシーを見事叶えてくれる味だ。


ちなみに、コーヒーを頼む時は2種のコーヒータイプから選ぶらしい。


フルーティーなSpring BlendとナッティーなSummer Blendとあって、私は「アイスラテにはこっちがいいよ」とおすすめされたSummer Blendを。


コーヒーは好きだけど詳しくはない私は、正直ナッツのようなとかフルーティーな味とか

言われてもちんぷんかんぷんなんだけど、「味が牛乳に負けてなくて香もよくておいしい!」

はしっかり分かったよ。


コーヒーのお供にいただきたいのは、クロワッサンやクロフィンなどのパン系。

おかず系をいただきたいなら、玄米クロフィンがおすすめ。抹茶のクリームは甘いけど、

ちょっと避ければおかずパンみたいにいただけます。

ザ甘めをいただきたい場合は、見た目も美しいスノーホワイトのクラフィンが良き。中にリンゴが入っていたけど全体的に甘すぎなくて、最後までペロリでした。

1番人気なのはタイティーのアフォガード。店名のAroonってタイ語で「朝日」とかって意味なんだけど、タイティーを朝日に見立てているのが何とも粋。こちらも甘すぎず、タイあるあるの「最後まで食べられませんでした…」な激甘ではなかった。


奥に「LOBSTER」ってドアに書いてある個室?みたいなのがあったので覗いていたら、

なんとイタリアンレストランだったみたい。


外観からは想像もつかないところに、イタリアン。なんだ、ここに来たらしっかり食事は

いただけないと思ってたけど、しっかりレストランがあるんじゃないか!

ちなみに、今置いてあるテーブルと椅子はアウトドア向けで、「正直長時間座っても心地よいものではないかもしれない」と超正直にお話しくださった、若きオーナー。


今現在は、次のコレクションの制作に取り掛かっているらしく、それらが完成したら店内の

家具をすべて新作に変えるんですって。さすが、コンセプトがブレてない。


超余談なんだけど、彼がスタッフにコーヒーをお願いしててね。スタッフさんが持ってきた時に「コップンカー」ってちゃんと言ってたのが印象的だった。若いのに、ちゃんとしてるわこの人、好きってw

新作の家具が入ったときに、また飲みに行きたいと思えるAroon Cafe(とイタリアン)。


店名にもあるAroon(タイ語:朝日)を浴びながらおしゃれな椅子に座って美味しいコーヒーを

いただけるという、ストーリーのあるカフェでございました。


Aroon Cafe

住所: BTSプロンポン駅から徒歩約5分 (スクムビットソイ26と28の間)

営業時間: 7.30-17.30(平日)、8.30-18.30(休日)

プライス: ホットアメリカーノ85thb、アイスラテ95thb、アルンサンライズ(タイティーアイスのアフォガード)145thb、スノーホワイトクラフィン145thb

note: 店内に奥にイタリアンレストラン「LOBSTER」、店内コンセントあり


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